知って得する!お酒の語源集(ハイボール編)
こんにちは!
最近お酒にハマりまくっているきーちゃんです。
お酒好きならカクテルの由来や物語について語るのが楽しみということもあり、そういった楽しみを1つずつ書いていければと思います。
お酒で英語の勉強も♪
そもそも、ハイボールのことをなぜハイボールと言うのでしょうか。
諸説あるのですが、1番これが楽しいというものを選びました。
ハイボールという名前が出来たウイスキーが、デュワーズ ホワイトラベルです。
これは、バーボンと呼ばれるケンタッキー州のウイスキーで、その中のバーボン郡という地域があり、とうもろこしが原料で作られています。
ウイスキーといえばスコッチやアイリッシュのようなイギリスで麦から出来るのが有名ですが、作る場所が違うと原料も違うんですね。
語源については、
have a ball !(楽しんでね!)
という慣用句があるそうです。
あまり知られてはいませんが、ball には舞踏会という意味もあり、舞踏会に行く人に向けて送られた言葉が楽しんでねと表現されるようになった、という説があります。
そこから、もう少し楽しみたいと思った人が、ソーダ割でカサ増しをし、
high ball (ハイボール)
となったそうです。
バーボンが出来た背景には、ウイスキーの聖地であるスコットランドやアイルランドの人々が移住してきて、農業で余った麦で作って生活を支えていたそうです。
ですが、アメリカ政府が財政を安定させるためにウイスキー税をかけたことで、移民たちが窮地に立ち、仕方なく当時アメリカ合衆国に属していなかったケンタッキー州やテネシー州に移り住んだことが始まりです。
そして、後の禁酒法時代に、お酒の流通がなくなることになり、生産のサイクルが早いバーボンが裏社会でどんどん流行っていくのです。
語源もですが、アメリカ人のバーボンに対する思いも一緒に汲み取りながら、アメリカでハイボールを飲み、語り合うのも1つの目標にして日々学んでいけると楽しくなりますね。